新しく生み出されるものの起点には常に出会いがあります。今回の企画展もまさにその出会いから始まりました。一個人で考えつくされたもの、創作されたものは、また他の誰かにより見直され、解体され、生まれ変わります。それをアート制作の場へ持ち込んだ場合、スリリングでもありますが、誰もが想像し得なかったものが生まれる“奇跡”は一つの価値として、心動かされるものだと信じています。特別な場所や時間だけが持つ価値だけではない、もっと身近なところにあるものを見落とさず、見逃さない視点を作品を通して共有し、楽しんでいただけたら幸いです(by RE:LIC)。

▪浅井雅弘×RE:LIC
写真を扱ったアート作品を発表し続けている浅井雅弘氏とのコラボレーション。自分の想像の延長線だけにあった作品は他人の手や視点を経て変化し、また受け継ぐ・・・という流動的な過程を経て制作。互いの視点のズレが作用した作品となります。
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▪河村るみ×RE:LIC
パフォーマンスによるアート活動を続けている河村るみ氏とのコラボレーション。写真作品として呈示する初の試み。当たり前と思い込んでいる日常の繰り返される動作の一連は常に変化しています。自身の身体を通じ、フォーカスの違いや時間軸の観点から新たに切り取った作品となります。
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▪melacotta××RE:LIC
クリエイターとして活動しているmelacottaことイケダマユキ氏とのコラボレーション。意識的と無意識との揺らぎの中から見出すことの必要性を問おうとした作品。様々な角度から見つめることで多面性を呈示していきます。

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